Yatsugatake Trifle 2

八ヶ岳南麓の "とるにたりない" 日常と水彩画

September 2012

タルコフスキー監督の『ノスタルジア』

nostalgia
映画『ノスタルジア』(1983)

「タルコフスキー監督は芸術のためなら、撮影中生きた牛に火をつけることも厭わなかった、というのを最近知って、自分の中の違和感の正体がようやく判りまし た。
敬虔なキリスト教徒である彼の言う "世界の救済" を、感覚的に理解できないから難解なのです。

犠牲を神聖視する感覚と、そういった方法論から得ら れる"救済された世界"を、どうも私は想像することができません。ともあれ、音と映像の美しさに圧倒される映画です。どのシーンを切り取っても絵画のよう です。」(←2008年に書いた覚書)


また、観たくなってきました。
観るとすごく疲れる映画なので数年に一度しか観ないんですが。

タルコフスキーって、藝術至上主義者で、性格は最悪。
でも、個人の思想や表現に圧力がかかるような環境で闘いながら作品を作ったことに、すごく興味があります。
そういった圧力に対して生理的な嫌悪感を持たないタイプの人たち(統制された社会が好きな)が、アート論なんて語っていたりすると、正直「この人に、表現の何が解るんだろう??」と、つい思ってしまうんですよね。

多分私もちょっとしか解ってないと思うけど
『ノスタルジア』は、本当に"きびしい” 映画。
迫力がある(でもなぜか眠くなる)。

ぬるいものなんて、ぜんぜん勉強にならないから興味ないんだよなー。。。
ゆるいものはまた別腹だけどww




シルクスクリーンDIY 実験1


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息子のイラストを処理してOHPフィルムに印刷後
スクリーンに張り付け.....

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自作の露光器で5分...


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木枠に貼付けて印刷

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惜しい!かすれた!
(スクリーンのハガレをマニキュアで塞いだが不十分だった)

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ちょう可愛い〜〜www


「マフラとかPUBのオリジナルTシャツを作りたいな〜」
と思いつつも、発注の大変さと予算を考えるとなかなか重い腰が上がらずにいたのですが、たまたま、シルクスクリーンは家庭でも工夫すればDIYできると聞いて、がぜんやってみたくなりました(こういうことには逆に重い腰がすぐ上がる私)

「シルクスクリーン 自作」 で検索すると、親切に解説してくれているサイトがいくつか。
今回は主にこちらを熟読し参考にさせていただきました。

シルクスクリーンというのは、昔のプリントゴッコみたいに、光を使って作ったスクリーンにインクを通して印刷するという行程です。この、スクリーンを作る作業には専用の道具が必要なのですが、簡単なものでも2万円以上となかなかお高い。これを、熱帯魚用の蛍光灯とダンボール箱で代用してしまうという方法。

スカイライト450スリム ¥ 2,318
"エーワン OHPフィルム ¥ 982
Tシャツくん専用水性インク(黒) 100g ¥425
Tシャツくんミドルスクリーン 80メッシュ 5枚入り ¥ 2,975

計6700円

Amazonでこの水槽用ライトのページに行ったら「この商品を買った人はこんな商品も買っています」の欄に、みごとにその他の材料(フィルムやスクリーンやインク)が自動的に出て来て笑いました。熱帯魚用品なのにね。みんな同じサイトを見て、シルクスクリーン用にこれを買っているのね〜

慣れないと失敗もあるようなので、いきなりTシャツにプリントするのではなく、布地に印刷して、上手くいったものだけを簡単な袋ものに加工することにしました。

実験してみたらいろんな問題点が解りました。
Tシャツ制作への道は遠そう...
続きはまたの機会に。
とりあえずこの実験で出来上がったものは、いつも息子を応援してくれる方々に無理矢理押し付けようと思います(笑)

momo椿* を聴いています

momotsubaki
momo椿*の3rd CD 「扉、ありもしない」を拝聴しています。
うちのお店のライブに来て下さる方の中にもファンの多い、ギターの中村さん(アニーさん)の所属する、アコーディオンデュオのアルバム。
アイリッシュを演奏する時とはまた違った、中村さんの詩的な世界に触れられます。


音も、言葉も、とても素敵

本当のことだったのか、それとも夢だったのか、どうだったのか....  よくわからなくなってしまった原風景のようなものが思い出されて、懐かしい気持ちになります。

mauさんにはまだお目にかかったことがないんですが、彼女の声、好きだなー。

興味ある方はぜひ、webサイトで映像集を観てみて下さいね


安曇野

今日は息子と同時に休める貴重な休日。
安曇野F1パークに行って来ました。
息子がよく、亡くなったぱきゃさんに連れて来てもらっていた、思い出の場所。
こじんまりしていて、トイレも仮設(とても清潔にしてある!)ですが、景色は綺麗で気持ち良く、スタッフの方々がとても親切にこまめにケアしてくれます。
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安曇野に行くならお昼は蕎麦でも、ということで、こちら そばの庵 はや田 にお邪魔。
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すごい量!

「3人とも大盛りで〜」と言ったら「こちら、量の多いお店ですので、女性の方に大盛りはおすすめしません」とのこと。それなら、と3人とも普通盛りの二八蕎麦を注文。こちらでは「二人盛り」や「三人盛り」というメニューがあって、同じ種類の蕎麦なら一つの大きなざるで出してくれて、お値段がお得になるんですね。3人盛りで2000円(だったかな?)。
辛み大根、卵、とろろなどの薬味がそれぞれ100円で追加できます。
安曇野の蕎麦粉を使用。十割もあります。

「足りるかな〜、争奪戦に勝てるかな〜」と、各自心配してたら....とんでもない!
すごい量が出てきました。1.5kgくらいあったんじゃないかな?
一般的に山梨より長野のほうが蕎麦の盛りが良いと聞いたことがありますが、こちらはその中でも多いようです(?)お腹いっぱい!

開店と同時に入ったのですがたちまち店内はいっぱいに。
ちょっと待ちましたが、本棚のラインナップが他所とは違う感じで(笑)楽しませていただきました。
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ちひろ美術館にも行きました。
大好きな初山滋の原画がたくさんあるということで行ったんだけど....
展示はたったの一枚......  すごく残念でした。
でも、ちひろの今も色褪せず発色の良い水彩画と、エリック・カールや赤羽末吉、バーニンガム、「てぶくろ」のラチョフの原画などを堪能しました。


gyukaku
晩ご飯は焼肉!

『タイガー&バニー』ファンの息子の希望もあって、牛角を初体験。
息子はよく食べるようになって小ライスをお代わりしてました。「ホルモンは但馬屋の方が好き」と言ってました(そうだろうね)。でも「ウーロン茶がジョッキで出てくるところ」をいたくお気に召していました(笑)

どこへ伺っても、お客さんになれば、必ずいろいろ勉強になるものですね


原村菜園の「八ヶ岳ビュッフェ」

Facebookで知人に教えてもらったランチビュッフェに行ってみました。
八ヶ岳自然文化園内のレストラン、 原村菜園

季節のお野菜をふんだんに使ったヘルシーな品揃え。
パスタやサーモン、パーナ貝の香草焼き、ドリア、ガーリックトースト、カレーなどもあります。
1200円(ドリンク別)で、大満足。
勉強させていただきました!

12月までやっているそう。また行きた〜い
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手前のズッキーニとトマトのグラタン、
美味しかった!

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写ってないけど
サラダやピクルスが充実

外のテラス席ではワンちゃん連れもOK

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デザートはこの
クレープシュゼットと
寒天入りのフルーツカクテルでした


『タイガー&バニー』

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ほとんどアニメを見ず、漫画雑誌も「どれもつまらない」と言って買わない息子がめずらしくハマっているので「どれどれ」と見始めたら、なんとなく楽しみになってしまったアニメ『タイガー&バニー』。

それぞれ特殊能力を持ったキャラクター達が、ソフトバンク、USTREAM、ペプシ、バンダイ、牛角....など、企業のロゴ入りのヒーローに変身して活躍します。
熱(くるし)い主人公、クールな相棒、生意気な女子高生、オカマ....など、キャラクター設定がものすごくステレオタイプだし、スクリプトもぱっとしないけど...

私は単純に「クオリティの高い絵がなめらかに動くアニメーション」っていうのに弱いんですよね。
息子は「人間がスーツを着た等身大のヒーロー」が好みだから、ツボに入ったみたい。『アイアンマン』も大好きらしい。ロボットアニメにはまったく興味を示しません。

『アベンジャーズ』を観に行きたがっていたけど私は興味なしなので却下。でも、この『タイガー&バニー』の劇場版は、つき合ってもいいかな??と思案中。9月22日から公開。→予告編

東京で食べまくり

東京に買い出しに行って来ました。

せっかく東京に行くならお寿司〜
ということで、丸の内のまんてん鮨へ。
2980円のおまかせ握りランチをいただきました。
「固いものが今ちょっと噛めないのでイカタコ抜きでお願いします」と言っといたんだけど.....矯正中の不自由さはまったく伝わってませんでしたね(無理ないけどね)  結局スルメイカ出されたしね(柔らかかったけどさ。でも実はあまり好きじゃないのよね。子どもの頃甘ーーいの食べ過ぎてw)
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五島列島の蚫
ほかほか柔らか〜く煮上がったところ。
キモも甘かった。

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鮃の昆布じめ


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車海老
これは切って欲しかった
(隣りの人のは切ってあった

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かんぴょう巻き
(これも矯正中には噛み切れない一品)

しじみの濃厚一番出汁からスタートし、一品ずつ板前さんが出してくれます。沖縄のもずく、江戸前のカマス、ワサビ漬けのイクラ飯、北海道産馬糞ウニ、玉ネギトロ巻き.....などなど、いろいろ出て楽しいです。カマスと穴子が美味しかったな。
1000円のバラちらしランチも人気でした。
お一人様もたくさん。11:30には満席になっていました。

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IKEAで消耗品の買い出しを終えて一休み。
サルサドッグ食べたかったけどお腹いっぱい。

目当てのアングラな本を探して
新宿を歩き回ってクタクタ...
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友達と合流し、一休み。
ブラッドオレンジジュースは美味しいね。

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GUINNESSファンのお姉様たちと女子会!

私がエスニックを希望したので
いろいろ揃ってるアジアンキッチンで。
めずらしくラガーを2杯も飲めてしまった。

2次会はPUBでマーフィーズ。
うーん?マーフィーズってこんな味だったっけか?
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でも都会のPUBは爆音で活気があって良いね。
若い人もたくさん。


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翌日。
帰りのバスに乗る前に朝ご飯
新宿ルミネ1のカオサンへ。
安くて美味しー。

東京はやっぱりいろんな食べ物があって楽しい〜
今度は新大久保や月島や中華街にも行こうと話しました。今度はもちっと高級なところで飲もうという話も(オトナ女子だしね)。東京に何泊か滞在して食べまくったら楽しいだろうな。

文化祭に行ってきました

息子の中学校の文化祭に行ってきました。
なんというか...息子はほんとに、力を入れるところとそうでないところが極端だよな〜と... 良くも悪くも。
そのへんは私に似てるかも

比較的力を入れたと思われるものを撮影してきました

  
私のツボはこれ
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マフラではないようだけど...
新キャラ??
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見に来てくれた友達にウケてたw
「オモチ」って書いてある

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ピンホールカメラで撮った写真

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スーラの模写


息子が制作したメイキングビデオも発表されました。
美術部の共同制作作品であるマンダラの製作過程を、彼が撮影し、Macで編集し5分間の動画にしたものです。これは家でかなり時間をかけて一生懸命やっていたようです。やはり編集作業が好きみたい。
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書道やポスターなどの作品展示、各クラスの演劇、弁論、バンド演奏もありました。
演劇は、1年生の息子のクラスは反戦モノだったのですが、2年生になるとぐっと、子どもたちの自主性が感じられる内容になっていました。身体だけでなくココロもどんどん成長するお年頃。来年がまた楽しみです。
北瀬あき
八ヶ岳のIrish Pub BULL&BEARのコックです。1974年東京生まれ、長州育ち。趣味で水彩画や猫漫画を描きます。1999年八ヶ岳に移住。夫のゴン、息子たけし、猫2匹と犬一頭と暮らしています。
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