kachi_p2a
小5の息子が「かちかち山のウサギは酷いと思うんだ」と言ったので、ちょっと2人で盛り上がりました。

私「だよね。タヌキの背中に火をつけたりさ」
息子「火傷に辛しを塗るんだよ?」
私「やり方がいちいち陰湿だよね」
息子「最後は泥舟で沈めて殺しちゃうし」
私「タヌキもお婆さんを殺したから悪いけど、自分が殺されそうだったから必死だったんだろうね」
息子「お爺さんが怒るのは解るけど、ウサギ関係ないよね」

たぶん彼の憤りは、ただの隣人のウサギが、正義面してタヌキを"成敗”するところに向いてるんじゃないかな。しかもやり方が陰湿なので「明らかにあんた楽しんでるでしょ」と。なんだか「遺族感情」だけをふりかざす死刑存置論者の怖さを連想しちゃう

『かちかち山』がどんな話だったか改めてwikiったら「元はウサギがタヌキを虐める後半部だけの内容である。江戸時代に入ってから、タヌキが悪事を働くという前半部が加わり、これによってウサギの行為が正当化された仇討ち物語となった。」とあってまたまたびっくり。
時代とともに「タヌキの悪行が前提として無いと成立しない」という感覚になったから物語も変化したのでしょうね。面白い。

香川の小学校ではこのウサギをめぐって模擬裁判が開かれ、小学生が討論をし「懲役9年」という判決が出たそうです。すばらしい試みだなー