以前見た、とても面白かったシリーズです。
英国は今でこそさまざまな人種が共生しているイメージがあるけれど、最初はそれなりに大変だったということを今更ながら知りました。

第一次大戦中、英国内に若い男性が少なくなると、港町を中心に、女性達(戦時中の労働で権利を主張できるようになっていた)が「外国人も魅力的!」と積極的になり、中国人、シリア人、アラブ人等との異人種間の交際、結婚が増えていったのだそうです。

その後戦争が終わって帰国した英国人男性達がその状況に腹を立て、各地で暴動が起きたり、異人種間カップルが石を投げられたり、英国人女性が他民族と結婚すると同時に英国籍を剥奪されたり、混血児について優生学者が「mixの子どもは劣っている」ことを証明しようとやっきになったり......ということがあったそう。
そういった差別と闘った人達がいたから、今があるんですね。
(差別はまだあるかも知れないけど、ふつうにこういう番組が放送できるところが日本とちがう)

自民族の異性が他民族と仲良くなることについて、生理的な嫌悪感があるのは生物として自然なことなのかもしれないけど......  みっともないなあといつも思います。 "韓流"すべてが気に入らない男性とか、アジア女性に闘志を燃やす女子とか。

賢い人達はそれを理性で乗り越えてきたし、もっと素敵な人達は、乗り越える努力すら要らなかったんでしょうね。「え ?なに?? 違うって面白いじゃん!」て感じで。


ちなみに私が英語を教わっているNぴょん先生は、70年代のロンドンで大学生をしていた時、まさにその暴動から移民街を守る活動をしていたそうです。スキンヘッドの右翼達が移民の多い町で暴れることがあるので、人種差別反対のリベラルな学生たちがそれを未然に防ぐ活動をしたそう。英国インテリ層の「行動を伴う良識」に改めて感心するエピソードです。