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へ〜 そうなんだ〜!
「英語語義イメージ辞典」より
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英語学習の周辺で言われてきたことには迷信が多いのでは、と感じています。「まず日本語を見ずに推測する訓練を」とか「紙の辞書を引け」とか。

今までよく言われていたとおりの常識で勉強していたのでは習得できないことは、過去数十年にわたって多くの人が証明してくれているはずです。ありがたいことに!!私たちの子どもの世代には、(私を含む)先人の犠牲を無駄にしてほしくないものです。

もし「自分で手間ひまかけて調べなければ勉強にならない」のだったら、現地に行かず他人の書いた新聞や本を読んでいる人はまったく勉強していないことになってしまいます。でも実際には誰もが、自分の手足を使わずに効率良い学習をしているはずです。

たぶん、英語というものが暇な人の教養をひけらかすためのアイテムで済んでいた時代には、言葉の意味や成り立ちを深く知り、"ほんとうの美しさ"とやらを理解していることが「習得」の最終形だったのでしょう。
でも「仕事やコミュニケーションのツール」として学習している人にとっての「習得」はそのような時代とは形が違い「浅く広く表現と理解ができる」ことが優先されても良いのであって、オタク的な美の追求をする人になんやかや言われる筋合いはないと思うのです。

私の英語力はまだまだなので自分の話をしても説得力はないのですが「学習を続けていられるわけ」の一つには、インターネットの利便性があります。私は現在、紙の辞書も電子辞書もあまり使っていません。効率が悪くて社会人には無理です。
ただ「英語語義イメージ辞典」は、読み物として面白いのでよく眺めています。記憶力の悪さを「おもしろーい」という感動で補っています。