ぬっるいフードドキュメンタリーをみかけて思い出した、疑問と愚痴です.....
(食べ物屋としての立場は棚に上げて、ただの「食べるのが好きな人間」として、です。すみません)


食べ物に関して
かちょう(化学調味料)使用だから悪い、とか.....
生産の方法が悪いとか.....
どこ産だからダメだとか.....

料理や食材に関して"分析”して論じるのはいいとしても
バカにしたり、否定したりするのはなんだか
逆に、あさましい行為のように感じてしまうんですよね。

食材・料理それ自体には、貴賤はないと思うんです。
食べる人との、関係があるだけ。
価値は相対的なもの。

自分が「好き!」「美味しい!」「好きじゃない!」と思えば、それでいいのに...って。

「自然な」食材であれば美味しくて健康になれるとは限らないし。
離島で育った私の経験では、30年前にポピュラーだった品種で、"肥え”で有機栽培された野菜たちは、かなり苦みやスジの多い、食べづらい物でした。今はずいぶん、野菜全般が食べ易くなっていると思います。寄生虫の感染リスクもなくなったし。

もちろん、野菜に危険なモノが着いてないほうがいいと思うし、屠殺される動物たちはなるべく幸せな一生で恐怖のない最期であってほしいし、真面目な生産者は報われてほしいし、あらゆる素晴らしい郷土食が見直されて継承されて欲しいし、カカオ農場での児童労働もなくなってほしいし、全ての人々(特に子どもたち)が毎日、「わーい!美味しいご飯の時間だ〜」と笑えたらいいと思う...。

でもね、育て易い品種を見つけることが実際に飢餓から多くの人命を救うことになったことや、山の人が「海の魚を食べたい」海の人が「山の獣の肉を食べたい」といった欲求が、交易の本質の一つであることを考えると、「地産地消が良いんだ!」と言い切るのもどうかと思うし...。

たぶん、食べ物を "意識高く" 選ぶことができているのは、持てる者だけ
世界の多くの人々は、日々食べるものを選ぶことなんて、できない(米国で貧しい人はハンバーガーで太るそう)。

うーん、どうしたらいいんだろう(大企業に対して不買運動すればいいのかっていうと、それで解決するもんでもない気がするし)。。。。