2014.07.13
友人が紹介していて面白そうだと思ったが、山登りがまったくできない私が読めるものかな?と思って購入の決心には至らなかった本『黒部の山賊 アルプスの怪』伊藤正一著。
kurobe

風景画同好会でお世話になっている日野春アルプ美術館に伺った時に館長さんに聞いてみたら、さすが。やっぱり持っていらして、貸して下さった。この美術館には、畦地梅太郎氏の版画も常設されている。

(以下ネタバレ注意)

『黒部の山賊』とても面白かった
「山賊と一緒に生活した人のルポ!? 山賊って何?」という謎が、解けた。
山賊とは、別に登山者を襲う追い剥ぎのことではなくて、登山者が次々と遭難し死に至るような場所を軽々と飛び回り、熊やカモシカ、淡水魚を狩って生きた純朴な人たちのことだった。
厳しい自然と共生するには、ほんとうに高度な技術を要したんだなあ....と感心した。
幽霊などは信じない(怖いから信じたくない)私でも「いや〜」と、ぞっとする不思議なエピソードもたくさんあった。自然は底知れない....。