良い映画を立て続けに2本観た。
名前だけは頭の片隅に置いておいて、ずっと観る機会を待っていた映画2本。
どちらも、明日が無い感じの若者(=生まれついた悪環境から抜け出せそうにない...)が、チャンスを掴む話で、とても良かった。
なんだか....
優しい大人に隠れた才能を見いだされて、それを活かせる道を発見できた若者を描く映画って、好きだな〜...


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『天使のわけまえ』
スコットランドのジャージの若者(つまり貧困層)がウィスキーに出会って、人生を変えるチャンスをつかむ話。
なんでキルトをはいているのか?それは...今から悪いことをするため!
基本的にはコメディタッチなのだけど、重たい現実は充分に伝わってくる。『麦の穂をゆらす風』でアイルランド独立闘争の泥沼を描いたケン・ローチ監督の作品。
前科者の若者たちを優しく支えるウィスキー愛好家おじさんハリーが素晴らしい...!



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『最強のふたり』
フランスの黒人青年と、大金持ちの身障者男性との友情を描いたコメディタッチの物語。

パラグライダーで頸椎損傷し車椅子生活となったフィリップは、介護人募集中に出会った黒人青年をなぜか気に入って採用する。お上品な方々が思わず警戒してしまうような、典型的な貧困層の黒人青年ドリスは、フィリップに同情するどころか、言いたい放題やりたい放題...っていう。

この黒人青年が、まあ...下品なんだけど、とてもイイヤツじゃないか!と、だんだん解ってくるんだな 「それを一瞬で見抜いたフィリップって...」すごいというか、それだけ、彼が孤独だったんだということも、浮き彫りになってくるんだな...。
ドリスだけでなく、他の使用人たちに関しても、人間の魅力が伝わってくる。
台詞はいちいち気が利いてるし、画もきれいでお洒落。
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