お正月に、お客さんから「(山梨の)豆餅」というものを頂きました。
ナマコ型のものがカットしてあって、色は緑。
焼いて食べると、甘くて、黄柚子の香りと胡桃のコクがあって、ものすごく私好みでした。

「よし、自分でも作って、たらふく食べよう
....と思い立ち、下さった方に作り方を聞いてみました。

「うちでは、ひと臼つくときに、青のり1袋、砂糖1kg、ゆずの皮、白ごま、胡桃をどぁーっと入れて、餅になるほどはつかなくて、粒が残ってるくらいで終わる。青竹を割った型にラップをしいて詰める」
とのこと。
...えーと、そのお家のひと臼って、何升分?
(奥様のご実家でついたものをもらって来たから、正確な量はわからないそう)
でも「粒が残るくらい」っていうのはいいな。これなら餅つき器を使わなくてもできそう。

ネットで検索したり、他の人に聞いたりしてみると、胡桃でなくてバタピーやミックスナッツを使ったり、ほとんど甘くしなかったり、柚子も入ってなかったり、お家によって違うようです。ただ「豆餅」というくらいだから、オーソドックスなのは落花生みたい。

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お手軽に炊飯器のおこわ機能を使って、とりあえず3合分。
すりこぎでコネコネ。
今回は、砂糖45g、柚子皮1個分、胡桃100g、青のり大じ3、塩ふたつまみ、を入れてみました。
mamemochi

1合につき1本分のナマコ(大きめな赤ナマコくらい...って余計わかりにくい?)ができた

今固めてるところだけど、つまみ喰いした感じでは、ちょっと甘さが足りなかった....(←あまり甘くしない派の人たちにドン引かれそう
柚子も全然足りない...。
まあでも、美味しい また挑戦します。

...って、ああ....また太るおやつを作ってしまった....


余談
それにしても、うちの辺りではゆずがお高いのが毎冬ツラい....
(標高が高くて寒くて、柑橘類は育たない)
でもまあ黄柚子は買えるからいいとして、青柚子が手に入らないのがツラい。山口では、そうめんや冷や奴に欠かせない薬味だったので...